昨日は短い帯締めのお話で、終わりさせて頂きました。

昔の帯締めは短すぎて、前胴帯にちょこんとしか、結べない長さのものがあります。そんな帯締め

に限って、色とか柄が素敵で、ほかせない!

 

短い帯締めは、結ぶ前に裏返し結ぶ(この時下前側の帯締めが上になってXに重なります。)

後はいつも通り結んで、元に戻せば短い房の付いた帯締めが、内側に入ります。

私は房が大きくない場合は、そのまま帯締めの下に、房を隠します。帯締めがスッキリと1本に見

えます。。。

房の先を上向き、また、仏事の場合は下向き入れてください。

 

 

 

着付け師になるなんて、夢、夢、思わなかった頃、夢中になって描いた帯です。親の介護や子供の

お受験など、いろいろなことが重なって、「無」になれる時間が、一番のおご馳走でした。

 

振り返れば、時が解決してくれたこと。少し成長でき、腑に落ちたこと。諸々ありました!

今は、元気に生かされていることに、感謝しております。

 

そんな不甲斐ない私を知ってくれている、愛い帯です!