私の箪笥に暮らす秋を感じさせる帯を、思い浮かべてみました。。。
1 柳地に果実(葡萄・琵琶他)唐織錦の袋帯
2 菊を刺繍で表現した名古屋帯
3 自分で描いた紅葉の名古屋帯
4 薄(すすき)と鳥の名古屋帯(紅型染めを習う前に先生に染めて頂いた帯)
5 若い頃よく締めた乱菊の袋帯
6 菊模様の紅型染め名古屋帯(自分で染めたもの)
無になり、描いたり、染めたり、それは、それは、天からの贈り物時間に思えました!
菊には仏花という偏見をいだき、その美しさを知ろうともしませんでした。歳を重ねるごとに、魅了されていった。古人は菊のアロマテラピー(菊枕・菊の被綿んど)を楽しんだようす。。。 気品と端正を持ち合わせた花です。
現代は紅い葉を「紅葉」とよびますが、かっては黄金色に染まった「黄葉」が、日本の秋の色とされていたそうです。
秋風になびく薄(すすき)も、風情がありますね。。。
もう、冬がそこまでやって来ている。
「まあだだよ。ちょと、お待ちくだされ!」