きものとして再生出来ないきものを、洋服に変身させることを趣味としている友人がいます。いつも素敵なものを作っては、私をうならせる!
何回うなったのだろうか?
昔の布団皮(布団綿をくるんだ布)で作ったAラインのワンピース、不思議な優雅さを漂よわせている!
蚊帳の端布でぼかしが出来ているジャケット! とんでもなくお洒落! 古着市で100円で購入したという、その場にいた友人たちは、「そんな端布!」 と。 出来上がりに感動されたとか。
有松絞りのゆかたでつくったブラウス! 着心地が最高と申しておりました。
友人は古いきものや帯が、本来のきものや帯への再生が不可能な場合は、洋服や装飾品に変身させています。これも布の命を使い切るひとつの方法ですね。
日々の暮らしの中に小さな喜びを見つけ、一瞬、一瞬、を ていねいに生きている姿は、美しく輝いていました。。。