湯文字についてのお問い合わせを頂戴しました。湯文字の素晴らしさはお教室でも高い評価があり衣香では秋櫻舎の湯文字を使い、希望者には湯文字を使った着付けのご指導をしております。以下は秋櫻舎のHPから引用させて頂きました。
湯文字とは
洋服のガードルとパンティの機能をあわせ持ったもの、それが湯文字(ゆもじ)です。
湯文字は二幅の布を合わせて作られていることから、二布(ふたの)という名の下着でした。江戸時代の中期まで、男女とも素裸で入浴するということがなく、女性は二布をつけて入浴していました。この湯具が当時の女房言葉で「湯文字(ゆもじ)」という呼び名になったのです。
蹴出しよりも短く、膝よりも上ですから、裾さばきもよく、通気性がいいのも特長です。
秋櫻舎の湯文字はすべて100%天然素材を使っております。 お肌に直接つけるのものなのでポリエステル等は使用しておらず、 安全で優しい天然素材を使用しています。
ひえから守る
湯文字は冷えを嫌う腰、腸、子宮、卵巣の保温もします。ビキニパンティ愛用者が冷えからくる婦人病にかかり、お医者さんから「もうおヘソまでかぶるパンティをはかなければいけません」と言われたという話をよく聞きます。
長年きものを着ている人には、このような病気の発生率が低いのも事実です。
なかでも冷え防止には、「紅花染め」の湯文字を試してみるとよいでしょう。「紅花」には血行をよくする働きがあります。湯文字は下半身にピッタリつけるので、いっそう効果が上がります。
骨盤を守る
お腹とお尻をきゅーっと引き締める
きものは思っている以上に後ろ姿が目立ちます。自分で見えないところなので、なおさら放ったらかしになりがちです。
湯文字でヒップを美しく整えることで全体的に一気に若返り、垢抜けます。
ガードルと違い、ゴムではないので締め付けやむくみがなく、トイレで苦労することもありません。
大変実用的な下着です。
湯文字は腰痛の救世主!
裾よけや湯文字、帯のようにお腹を広く巻くものは、人類が立って歩くため、ぶら下がってしまう内臓を支える役目もあります。太っている人などは、腹部の重みで腰が前に引っ張られ、骨盤が正常な位置から前に傾くので、腰痛を起こしやすくなります。
ここで湯文字の出番です!
湯文字を締めると…
恥骨をしめて、骨盤をゆるめる状態に→腸骨が自由になる→脊骨(背なか)が真っすぐに伸びるので血流がよくなる→腰痛がよくなる。
またお腹を持ち上げることによって、骨盤の負担を軽くするので、ここでも腰痛に効果があります。