東京都美術館で拝見した「クリムト展」は、没後100年の催しで、たくさんの作品とたくさんの人で、会場は熱気に帯びていました。グスダフ・クリムト(1862-1919)はオーストリアの画家で、日本画とその技法に影響を受けた画家だそうです。
日本文化への深い傾倒は、甲冑や能面などの美術工芸などにも。。。
・ウィーン分離派の創設者
・金箔を使用して描いたオーストリアセレブたちの注文肖像画
・テーマは、主にエロティシズムと女性
クリムトさんは多くのモデルさんと、愛人関係にあり、非摘出子の存在も多数とか、でも個人的な女性スキャンダルを起こしたことがないそうです。
甘美で妖艶なエロスと同時に、常に死の香りが感じられる。。。そんなコメントをどこかで拝読いたしました。
もう大分前に、クリムトさんのこの絵をモチーフとした帯を、何度も勧められましたがその帯で、自分の背面を飾る度胸がありませんでした。今でも、帯として接するよりは美術館等で拝見するのが、私には相応しい「絵」だと思っております。
キラキラ感は、あまり好物ではないのですが、クリムトさんは、別腹かな(笑)
きもの着付け教室 衣香(KINUKA)糸賀文音