日本画の中のべっぴんさんを眺め、髪と簪(かんざし)や櫛の美しさに
うっとり!
櫛は、飾りとして挿す場合と、衛星用具としての使い道があります。
過っては、ノミ・シラミ・フケなどを取り、除く道具でもあったが、洗髪の
普及で衛星用具の役割が減少、ヘヤブラシで、髪をとくことが、多くなりま
した!
古来日本は、櫛は別れを招く呪力を持つとされていた。現代でも櫛をギフト
や、貸し借りをためらう人は少なくないです。
一方では、頭に挿す魂の宿る飾りものを、自分の分身として旅立つ人に手渡
したそうです。
髪は女の命、髪飾りに託す思いは、いじらしい・・・。
きもの着付け教室 衣香(KINUKA)糸賀文音