友人から、とんでもない時間にメールや電話が入ってくるようになった。
冷静沈着なのに「動じ人」に変身。夫との別れを迎えていたのである!
(それまでの経緯は、全く知りませんでした。)
最後、置いて行かれたことに、大泣きして、取り乱したそうです。
ご子息が「もう、やめてくれ一」 と。
二人でお茶を飲みながら、ご主人様との思い出を、コミカルに語り、大笑い。
不謹慎だわねと言いつつ、ご主人様も喜ばれていたと思う(自分に優しい私)
葬儀がしばらく先になり、喪服はまとえるけれど、帯が、「助けてよ!」と。
先約がありお着付けは出来ず、軽装帯のようなお太鼓を作ることを考えた。
最初にお太鼓を背中にしょい、胴帯を巻くように、算段をつけた!
お太鼓の形がくずれないように、ピンチで止めて、次は黒糸で止めた・・・。
数回の練習で、完璧に帯結びは習得した。
今の時期、斎場も混み、お着付け予約でいっぱいだとか。
そして、深夜時間観念の失せている友から、心ばかりの白い花束への
感謝あった。さびしくて辛いんでしょうね。
仲の良いご夫婦とって、別れは地獄! 逆に解放を味わうご夫婦も??
きもの着付け教室 衣香(KINUKA)糸賀文音