お稽古で出た「末広」のお話をさせて頂きます。。。

末広とは冠婚葬祭用の扇子で、女性用は黒塗りの親骨に金銀の地紙を貼ったものが、一般的です。

結婚式で黒留袖をまとう場合は、末広はかならず持ちます。

黒留袖以外でも、帯に末広を差すことで、お祝いの気持ちを表します。

 

 

 

 

気を付けることは、末広は　表が金　裏が銀　なっていますが、

慶事は、金が表向くように、ちなみに弔事は、銀を表にします。

 

末広は、開く方を上にして、自分から見て左側の帯と帯揚げのあいだに差し込みます。

ミセスの第一礼装・黒留袖には、金の末広はお似合いですね。。。

 

きもの着付け教室　衣香（ＫＩＮＵＫＡ） 糸賀文音