すっかり秋袷の時期になりましたね。
「 つつましや秋の袷の膝頭」
前田普羅さんの句を思い出し過去記事を再読、こんなことを記しておりました。
きものをまとうことが、毎日のこと。。。
痛んだ部分をいかに上手に位置交換して隠し、平静を装うった?
和裁が必須条件だった時代の女性たちの、心意気だったかもしれません。
きものの膝部分は一番痛む箇所かも?
きものを何も無かったように補修させ、まとい続け。その先は、いろいろなものへと変身させながら、布の天命を全うさせていった!
最後は小さな小さな布の切れ端になっても「お手玉」などの玩具にしたりして、童たちを楽しませた。。。
そんなことが当たり前の時代でしたが、 つつましさより心の余裕を感じるのは、私だけでしょうか?
ものを大事にすることは、生き方の基本につながる気がいたします。
きものとしてまとった後に、優雅な洋服のおしゃれ着として再生して、楽しんでいる友あり!
デザインを考える! 仕立てる! そしてまとう!
気持ちの凹み処理が上手で、いつも明るい声、気持ち良い、布愛で人で、普段の暮らしの中の小さな幸せ
見つけが、上手!
秋の膝頭から、また布の命を思った。。。
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衣香(KINUKA) 糸賀文音