今朝は元気で早起きして、家事をほぼ終了、これからお散歩です。お空も柔らかな色合いで、うれしい!

きものの整理をしていましたら、こんな素朴感溢れる柄の単衣のきものが出て来ました。

20数年前に、実家の箪笥に眠る丈の短い着物を、専門家に私の寸法で仕立て直して頂きました。

 

 

この冬眠きものは、後ろ身頃に違う布を足して、隠れる位置にきちんとおさまっています。軽くて着や

すいきもので、地味好きだった当時の私は、よく袖を通しておりました。最近は加齢のせいか、アンチ

地味好きへ方向転換しつつあり、複雑です。

 

お針が必須条件だったり、布の命を使い切った、そんな時代背景の頃は、日常茶飯事の普通のことだっ

たのでしょうね。悲しいかな「お針子さん」には、不向きな私がおります・・・。

 

 

このリレーきものを愛したのは、私だけでなく、何の変哲もない地味なきものに、心寄せた先祖がい

たのでしょう!。

一枚のきものが、長い時間(とき)を旅して、活躍するなんて・・・

きものは本当にすばらしい!!!