夏になると、特に感動するのが「夕顔」の花。。。でも、夕顔さんには、怖い花言葉もあり! 「罪」「罪深い人」など源氏物語に由来しているそうです。
光源氏は乳母の見舞いの折に、燐家の垣根に咲く「夕顔」の花に、魅せられた! 名も素性も知らぬ住人の女性と激しい恋に落ちた! その女性は、白い袷に薄紫のしなやかな重ね着をまとい、まるで夕顔そのものであった。。。
満月の翌日に夕顔は、もののけに魅入られて、命を落とす!
当時の習慣で、寝る時にはお互いのきものを着せ合った。源氏の紅のきものをまとい、源氏の前から消えてしまった!
『源氏物語』は虚構によって、人生の真理を述べている、興味深い小説です。 紫式部は、驚くべき才能の持ち主ですね。
もちろん、私 「夕顔」の帯結び、考えています。。・。・・。
情熱的な恋を、きものではなく、帯で表現! こんな風に、光源氏の紅色のきものの色と、愛の深さを薄紫より濃い紫にして、結び上げました!
2021年8月6日