きものはまとうことで、いろいろと知ることがあります。夏にきものをまとうと、お暑いでしょうと。お優しい言葉を頂戴することがあります。冷房の完備や、きものには通気孔あったりするので、直射日光を浴びる以外は、あまり苦になりません。
通気孔とは、きもののある孔(穴)・袖口(二ヶ所)・振り(二ヶ所)・身八口(二ヶ所)・胸元 ・裾 の合計 八ヶ所にあります。
正絹のきものは、夏は涼しく冬は温かい!
正絹は夏には風を通しやすく、冬の寒い時期には暖かい。また、素早く汗を吸水し、すぐに乾き、通気性がよく、夏でも快適に涼しく過ごすことができます。
また、微細な穴を多く持つ繊維で、空気を含むことができ、温められた空気の層を保つことができるため、冬は暖かく過ごせます。
正絹は、夏も、冬も、優れもの。。。
さりげない動きの後に揺れる、袖の美しさ。。。
ひるがえる裾の美々しさ。。。
笹島寿美先生のお言葉、
「腰紐の位置と締め加減が、骨格にそうと、きものの裾は生き生きとして、美しくひるがえります。」
体の動きより、ほんの少し遅れて動くきものが、愛おしい。。。