アルバムの中から見つけた、懐かしい写真です。。。
着付けを職とすることを、心に刻んだのに、まだ同時並行でいろいろな事
をかじっていました。絵は大変苦手で、中年になってから始めた図画とい
う感じでした。それまでの人生では、一番不得意なジャンルでした。
そんな私を先生は根気強くご指導くださいましたが、帯が仕上がって、時
を移さずに、アッチモノ(彼方者)に・・・。
帯地を呉服屋さんに染めて頂き、それにアクリル絵の具で色を差していき
ました。。。親の介護の息抜き時間に、筆を持っては、コツコツと、飽き
ずに! それがストレス解消となりました。
絵の中の兎のように、いつか好きな事をして、跳ねたい!
そんな気持ちだったように、思えます。。。
今は絵筆を持つことはなくなりましたが、
宇野千代さんの一言。
「仕事は愉しんでこそ生き甲斐になる。身になる。好きになる。」
そのお言葉を抱きながら、今日も「きものと、歩」でござる。。。