爽やかなあまいろ(天色)に、大きな白雲が遊ぶ、穏やかな空です。

コロナ禍で着付け教室は休講、ただひたすらに「衣香式パタクル」という帯結びの製本に勤しんでおりました。。。パソコンという文明の利器には疎く、知識もなく、時間の掛かる作業でした。笹島寿美先生には、「まだ、諦めずにやっていたの。偉い!」と褒められました(汗)自分でもほかさずに、よく仕上げたと思います。

コロナ禍でのマスク常用は、顔にシミ、それと加齢による顔の造作の老化、思い悩むことは多々あり。今更ながら、慌てふためいても、時遅し(笑)

 

 

二十代できものがまとえるようになり、有頂天になっていた私に父は、「おかしいと思わないかい? 鏡を見てみごらん!」その時は理解できずに後年過剰補整だったことに気付きました。補整の難しさ・大切さを知るようになって、よく思い出す父の言葉です。。。

帯の位置も、若い頃に比べると下げています。また、きものをまとっていると、体の歪みがなどの健康状態もキャッチ出来ます。

きものの形は同じですが、まとい方によって表情を変える、まるで生き物のようです。

なんて、愛いやつなんでしょう。。。