お稽古風景からです。
受講生の長尺帯は、お太鼓の内側に折り返した余りのタレが、帯枕を隠しピンと立ち色香漂う! 受講生の雰囲気は、粋より優雅、そこで帯揚げの幅を広げて、立っているたれを隠す方法の指導で、エレガントな雰囲気になりました。
年かさの知人は、常に帯揚げを幅広に掛けていらっらしゃる! いつまでもお若く、お元気なのは「おしゃれ心」を失わないことでしょうか?
長尺の帯を、どこの場面で遊ばせて、調整するか?
背面で帯枕を置く前に、「遊び」を作るか? 前出のピントと長いたれにするか? ポイント柄の場合は、柄の出る位置にも、配慮が必要です。
経験を重ねると、アレコレ工夫が生まれ、おもしろい! 私は長尺帯の場合に帯締めを結び、最後に帯揚げを掛けたりもします。
「おしゃれ」と「桜」で、思い出されるのが、宇野千代さんです。。。