私の好きな「秋単衣」楓が散りばめられた単衣のきものです。
もう、秋なんですね。 コロナ禍や自分事で忙しくしておりましたら、今夏は虫干しを、失念・・・。きものは正直で、手を掛けてあげると、いつまでもべっぴんきものでいてくれます。
表から見えない所や模様の配置など、きものは全てに万全の注意が払われています。作り手さんの想いと、まとい人さんの想いが加味されて、「心」を表現している素敵な衣装です。礼装、普段着にかかわらずに。。。
面倒で厄介な手入れも、挑戦していくと、おもしろい発見があったり、未知の「扉」が、開かれることもあり。
「たのしいですよ!」
湿気のないカラッとした晴天に、窓を開けて「きもの箪笥」の扉や引き出しを開いて、風にふれさせ「簡易虫干し」をしてあげたいと思っております。
一般的な虫干しの時期は、
・土用干し
7月下旬~8月頃
梅雨に吸い込んだ湿気を、梅雨が明けた時期に。
・虫干し
10月下旬~11月頃
秋晴れの爽やかな風が吹く時期に。 冬物との入れ替えも一緒に、一石二鳥!
・寒干し
1月下旬~2月頃
最も湿度の低い時期に。 なので虫たちが徘徊していません。
先人たちのお知恵は、ありがたいです。。。