昨日はまた大きな地震があり、春夕立(?)もあった落ち着かない一日でした。今日は強風にめげず、自然の陽光をたくさん浴びたいと思います。

毎年この時期になると、お稽古で話題になるのは「更衣(衣替え)」。 6月から「単衣」 7・8月「薄物」 10月からは、また、「袷」 このきもののお約束は、皆様よくご存じですが、近年の温暖化でのお悩みを、伺うことがあります。そして、体感を重視される方が増えました。

私は晴れの日の装いは、従来のお約束事を守っています! 主催者様に敬意を表し、また、室内行事が多く冷暖房が完備されていますので。。。「ハレの日とケの日」は、一線を画くしております。

 

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白い巨塔・沈まぬ太陽の作家 山崎豊子さんが、昔の大阪船場の厳しい「更衣」をエッセイに書かれていました。大阪・船場の老舗の嬢(いと)はんの、山崎さんはご幼少の頃から、きものに馴染んでいらした。大阪の商家は、「更衣」が大変細分化されて、「更衣」のしきたりを間違えたら、もの知らずと笑われた! たとえ、温寒の狂いがあっても、きちんと守られたそうです!

ご友人のお母様は、船場の大きな木綿問屋御領人さんで、京都から嫁がれた方で、この厳しい「更衣のしきたり」を、間違えて離縁ということに・・・。 厳しい現実にあったのですね!! それも遠くない時代に。

 

その頃の船場に嫁いたならば、粗忽ものの私などは、数えきれないほどの、Xを頂戴したでしょうね。