今朝は、空の片隅に真綿のような白い雲が少し浮いていて、あとは青色です。美しい桜も花盛りを過ぎ、髪や衣にはらはらと舞い降りてくる花びらは、かわゆい!

お稽古にも、新鮮で貴重な帯が登場して、皆で感動! 美しいものはよいですね。

 

 

纈(きょうけち)染めの帯です。(以下は 日本服飾史さんから参照させて頂きました。)
二枚の板に同じ文様を彫り、その間に布を挟んで染め上げる夾纈は、インド、中国、そして日本で行われた古い防染文様染の一つである。多色に染める場合には浸ける染料によって、あらかじめあけた染料の浸透する穴を詰め替え、文様にそって彩色をする。友弾的な色挿しや引染で行えばいとも簡単であるが、天然染料のほとんどは染液に浸けて染めなければならないので、こうした技術が考え出された。失敗する可能性は高く困難なため、日本では平安以降、中国では明代の初めより多色のものは途絶えた。幻の染色である。
 
https://costume.iz2.or.jp/word/477.html に染め方などの詳細が載っておりました。日本服飾史さん感謝申し上げます。
 
大変価値のある 帯で、しっかりし感触で新品ですので余計硬さを感じました。文様と色使いの素晴らしいこと。。。
 
「目の正月」でしたよ!  帯の主の受講生にも感謝です。