七十二候では、もう立冬・初候 11月7日~11日頃「つばき、はじめてひらく」 になりました。

春咲きの椿が多いですが、上記の椿は「山茶花」や「椿科の寒椿」のことだそうです。椿には子供の頃から、心惹かれるものがありました。

 

 

お稽古風景から 「ままならぬ、衣紋」のお話。

長じゅばんをまとった時は、まだ衣紋がきちんと抜けていた が きものへ移行していくと、だんだん衣紋が、詰まってしまう・・・。そんな声が!

「検証」、

きものを背中からはおる時、二つ折りにした衿は、左右の衿肩あきよりも、少し外側を持つ。(幅広く持つと、きものの衿が長じゅばんの衿に、かぶってしまうこともある!)

きものには重みがあるので、丁寧に扱わないと、布目がくずれることがあり!

正しい姿勢で着付け(小物は体型をくずさずに、取れる位置での準備)も、とても大事です。また、首を下げて着付けをするよりも、鏡を活用する方が良いです。

胸などにだぶついているきもののゆるみを、おはしょりだけで処理をすると衣紋は詰まってきてしまう!!

衿も、胸も、キツイ、キツイ・・・。

きものの裾を広げて、長じゅばんの背中心を下げれば、衣紋は抜けますが、

前面化粧だけでなく、背中にも心をおいて、着付けをしましょう。。。

そんなお稽古でした。