夏雲と秋雲が混在する「行き交い空」の季節に。間もなく秋空に浮かぶ羊雲たち! 長時間眺めていても、あきません。

今日は白と対照的な「赤」のお話をさせて頂きます。

若い頃は、モカ・グレー・ホワイト・モスグリーンなどの、地味な色が好きでしたが、1986年に来日されたダイアナ妃が、まとわれていた日の丸をイメージされた、ワンピースに一目惚れをしました! 品があり、美しくもあり、輝いていらっしゃった、ダイアナ妃にも。 弱者にも気持ちをお掛けられた、素晴らしい方でした。その頃から、赤が好物色のお仲間入りしてきました。。。

「赤」は神様が好まれる色で、邪気を祓う色! 神社には赤い鳥居もあります。

食べ物では「鯛」、姿・形・味とも、昔から魚の王様。めでたい日に頂く、お赤飯も字の如く赤いですね。

きものでは、七・五・三の三歳児の祝い着・被布(ちゃんちゃんののような形)は、赤い! 子供の厄除け・魔除けの呪力を持つといわれている。

還暦祝いの頭巾・袖なし羽織も、赤! 悪魔を防ぎ・悪魔を退散させる呪術の色である。

赤は、火の色・太陽の色で、悪魔も怖がり、近寄らないだろうと、いうことのようです。

 

私の魅かれる言葉に「紅鏡(こうきょう)」がある。紅色に輝く鏡の意味で、太陽を表す! 丸・円・環・まるいものも好物のひとつ。赤と丸、とても温かく心に響き、うれしいです。

 

 

達磨さんもね。。。

 

お写真は、ぱくたそさんから頂戴いたしました。