七年位前に結んでおりました「サイコロ結び」を、4年位前にアレンジしたものです。。。

 

 

半幅帯(博多)の模様の出方が、おもしろい。。。受講生たちは、嬉々として結んでおりました。

帯が変わると、こんな雰囲気にもなる。

 

 

私の中では「夏がくれば思い出す!」、懐かしい帯結び。半幅帯結びは、夏の好物。

もうひとつの好物は、鈴木真砂女さんの俳句。、

「羅(うすもの)や人悲します恋をして」

夏の透けるきものや帯には、色気や儚さ、そして、切なさも重なります。

真砂女さんは、戦後帰還した道ならぬ海軍士官との、恋を貫くために、老舗旅館の女将から、銀座の小料理屋「卯波」の女将へと。。。混乱期に、こんな情熱的な恋をされていた! 後にその方はこの世を去られてしまった・・・。

「かくれ喪にあやめは花を落としけり」

生涯現役の俳人で、96歳で人生を閉じられたそうです。

 

今後、暑い時期だけでなく、通年半幅帯結びを、ご指導いたしますので、お気軽に声を掛けくださいませ、