今年は、ゆかたで参加出来るイベントは、少ないと思いますが、男性の結びを角帯で締める! そんなブログを書かせて頂きます。

 

 

「貝の口」は、角帯結びの代表格です。この結びは男女問わず、寸法の取り方が難しい。解けないために、ゆるみを残さずに、帯をしっかり締める! 結び目を背中心から、少し左右どちらかにずらすと、カッコいい!

 

「片ばさみ」武士が着流し(袴を付けず外出用の正装でない)の際の結びです。シンプルな結びなのに、安定感がある! さらに刀を差すと、なおいっそう解けずらくなります。。。

 

「神田結び」江戸時代の職人や農夫の結び方で「職人結び」とも言われます。お祭などで激しく動きまわっても、解けない結び! 勢いを感じます。

 

「浪人結び」は一説によると、戦後の偉大な映画俳優の長谷川一夫さんが、時代劇で結ばれたとか。 貝の口+片ばさみが、混在したような結びで、時代結びではありません。

 

どの結びも、後ろを高めに、前は低めが、カッコいいです。前胴帯を揃えて、帯の上から、親指をお腹側に、人差し指を前胴帯の表面側にして、はさみ、おへその下に下げます。心地良さを感じられると思います。 立ったり座ったりしている内に、帯が上がって来ましたら、また、親指と人指しで、前胴帯をおへそに下にさげてください。

通の着こなしになると、思います!