雲がおもしろい形で、遊んでいます! やっと、夏気分になってきました。二日続けての喪のきもの話。ごめんなさい。もう少しお付き合いくださいませ。
多くの方が、喪服と思われている「五つ紋黒紋付」は、今は喪服として多く使われていますが、江戸時代には老婦人の礼装として、活躍したそうです。その際は下に白い襲(かさね)をまとった。
明治~大正時代には、女学校では式服として、袴と組み合わせて着用した。
女性の邦楽家や舞踏家は、黒無地紋付をまといます。
また、宝塚歌劇団では、音楽学校入団式・卒業式・初舞台の口上を始め、年中行事・記念行事などの特別行事、冠婚葬祭に。
正式は、黒紋付+緑の袴
これ以外には、色無地+緑の袴
・五枚こはぜの足袋を履き、足を少し見せることで、足首の細さ・若々しさを、そして、足長が見えると、人気に。。。
一般の卒業式、 振袖+袴 のお着付けが最近よくあります。
男性の礼装も、慶弔両用ですが、喪主であっても、きものは躊躇してしまい。洋服を選択と、伺ったことがあります。男性は羽織・袴が、お似合いになるのに・・・。
いつか、黒の五つ紋のきものに、袋帯を添えて、愉しみたいと、野心を抱いております。