もの探しの時間を減らすための断捨離や、パソコンの機能アップのための処理(これ意外と大変、ナマケモノですから)、そして、過去ブログも少しずつ読み返しての、心の整理。そんな中でこんなブログを発見!

過っては日常生活の中にあった「背守り」母親の子供に対する深い思いを再度ご紹介したく、再登場させます。少し手直しさせて頂きましたが、本筋は変えておりません。

LIXIL出版の「背守り」 子どもの魔よけという本を車中で読んでおりました。冒頭にはこんなことが記されています。

「背守り」とは、子供のきもの背中に付けた魔よけのお守りのこと。いつの時代も母の愛は深い!

 

 

大人の着物の背中には縫い目があり、この縫い目に霊力が宿り、背後から忍び寄る魔を防ぐとされていた。ところが、身幅が狭い一つ身の子供の着物には背縫いがない。そこでわざわざ縫い目を施して、魔よけとする風習が生まれた。


日常生活に着物を着ていた昭和戦前まで、全国で見られた 「背守り」

詳細は省かせて頂きます。

・着物に込められた母の心配り
・貧しさから生まれた祈り

わが子を守り抜く愛情の深さは、いつの時代も凄い (^ ◇ ^)

 

車中さわやかな気を感じる目線の先には、幼いふたりの男子とお母様がいらした。お水がほしいと、お子様のひとりが、、、。

お母様はペットボトルのフタを開け、コップに注ぐ振りをされた! 三人で美味しそうに飲まれた。今度はラーメンをご所望、お母様はお子様達の掌に、やさしくラーメンをのせた。それはお丼ぶりではなく、カップラーメンのようでした。(笑)

「ラーメン美味しい?」

とお母様の問いかけに、うれしそうにうなずかれたふたり。それからも三人で召し上がり、静かな時が流れていた!

その情景に釘付けの私の視線に気付かれて、微笑まれたお母様は、終始見事な「和顔」でした。。。

ホームはすいていて、お母様は左右のお子達の手をにぎり、三人横びで、足取り軽く消えていかれ、お若いお母様から学ばせて頂いた、爽やかなことでした(*^_^*)

心温まる無声映画の世界だった!