六月と聞くと、雨の季節の到来を感じます! ある方の影響からか 雨=嫌いがなくなった! もう数十年も前に知人に高齢の女性がいらした。約束の日が悪天候でも、決してキャンセルされず、その方からは、何事もプラスに転化する生き方を、学ばせて頂きました。
その当時の私は専業主婦で、ふたりの共通好物は「きもの」でした。一つ紋の色無地のきものにふれながら、会うことが叶わない方への思いが、今朝はふつふつと。。。
茶道は十代から、何度も挫折して物にならず(涙) 膝を悪くしたり、おつむがよくなかったり、理由は数多ござんす。そんなこんながありましたが、茶席によく登場する一つ紋の色無地は、好きです。
近親者でない方の通夜や告別式にも、一つ紋の色無地に助けられております。滅多にまとわない洋服のフォーマルは、まとう段になり流行遅れに、気後れしたり、ヒールの靴が苦痛であったりして、最近はきもので出席が多いです。また、日常の場面では羽織をまとえば、紋が隠れておしゃれ着として使える!!
喪にまとうえる色合いの無地きものは、十分にあります。 また、パーティなどの華やかな場面に、まとえるきものきも確保して、その他の色無地たちを、如何に活用するかするかを、思案中!
おしゃれ着としてまとうには、
・紋が隠れるように背縫いを縫い直す。アッシは裄が長いので、これはNGかな?
・全部解いて、背中の紋が前の衿に隠れるように仕立て直す。洗い張りしたりすると、結構な出費ござる? (それも一枚ではないので)
・刺繍で洒落紋をさす方法。
どの色無地も、色や地紋が好きで、まだ、他のものへの変身は、考えておりません。一枚一枚を大切に「きものとしての使命」を守ってあげたい!
きものがお好きで、愉しいお話をたくさんしました。。。