この町に住み始めて、長いこと馴染めず、いつか転地がと心の中で思っていたが、気付くともう○十○数年の、住まい人になっておった(笑)
コロナ禍になる前は、休日は氏神様への参拝と散歩を兼ていました。自粛で毎日一時間以上の散歩のお陰で、今まで出会えなかった美しい自然に、心震わせ遠出を楽しんでいます。(引っ越しせずに良かった!)
小川のせせらぎに足を止め、見上げた空に鯉のぼりをさがしてもうた! もう五月下旬、鯉のぼりさんはとっくに、どこかへ泳いでいってしまっている。呆れるほどの脳天気に、認知症の予備軍? と、恐れおののく!
鯉のぼりは、江戸時代に武家で始まり、端午の節句に男児の健やかな成長を願って、家の庭先に飾ったのぼりです。
吹き流しの色は、青(緑)・赤・黄・白・黒(紫)。古代中国の「陰陽五行説」に由来していて、邪気を祓う魔除けのおまじない!
現在の鯉のぼりは三匹が一般的で、「真鯉=父親、緋鯉=母親、青い鯉=子供」 江戸時代には真鯉だけだったそうです。
日本の文化に根付く、親が子思う気持ちは、凄い!
新型コロナ感染者抑止に成功していると、日本に対して、世界が評価を変え始めているそうです。(日本人のきれい好き! 和食が優れものらしい! そんな評価が国内外にも)
優れた伝統文化に触れながらの暮らしは、日本に生れたことの幸せを感じさせてくれます。