先日、災害用リュックにマスクなどにも使える「てぬぐい」を忍ばせることを書きましたら、「風呂敷」も道ずれにという、有難いアドバイスを頂戴いたしました。

風呂敷や敷物のお仲間でもある「油単」、聞きなれない言葉ですが、タンスや長持ちに掛けられた布のカバーのことです。今では滅多にお目に掛かれないですが、桐ダンスに掛けられた布を、目にされたことは、ございませんか?

油単は、塵除けや装飾だけではなく、縁を袋にして紐を通して両隅の紐をひっぱり、結べば、入れ物に変身! 火事の時は、タンスの大事なものなどを入れて逃げ、大火事の時は、家紋が付いているので、どこの家の荷物か、一目瞭然。 先人たちのお知恵は、凄い!

 

 

友人は、「油単」は、有事に役立つ! と。 お母様やおばあ様は、お手製の油単の四隅に、布ループを付けておき、地震や台風などの災害時に、持ち出したいものを入れ、ループに紐を通し結び活用されたそうです。

今でも桐ダンスを西日から守るためや、古さを隠すためやに使われている方も、いらっしゃるようです。

「油単、アッパレ!」