勿忘草(わすれなぐさ)色の空に、所々真綿を薄く引いたような優しい空が見えて、うれしい。。。

いつもきもののことを考えている自分を、笑ってしまうことがある。ふぅーと頭に浮かんできたことを書くことが多く、なぜか、今朝は「半衿」が、舞い込んで来た!

 

 

万筋の江戸小紋に、菊の刺繍が施された半衿で、受講生の趣味の良さが伝わってきます。第一印象で、人柄を想像させてしまうのも「半衿」かしら? その上、半衿は季節よって、素材が違う。色・模様なども、ハレの日とケの日では違う。 おろそかに出来ないですね。

半衿にまつわるこんなお話があります。「衿替」半玉さんや舞妓さんが、一人前の芸妓さんになると、赤かった衿が、白い衿に変わるそうです。

先人たちの美意識‣知恵の凄さに、脱帽!!