秋のつるべ落としの夕空は、味わい深いものがあります。

可愛い7歳の七五三のお着付けをさせて頂きました。

お父様、お母様、おばあ様などのご家族愛を一身に受けた、幸せ色の家族風景でした。。。家族の絆を強く感じられる「通過儀礼」に立ち会わせて頂けことは、着付け師として、また、ひとりの人間としても、心温まる消えてほしくない儀礼のひとつです。

 

 

ヘア・お顔・おきもの着付けなどの工程を、小さい体でも文句ひとつ申さずに、本当におりこうさんでした!

 

女の子の七五三の場合は、平安時代末期からの儀式で、3歳は乳児を卒業ということで、髪を伸ばし始める「髪置の儀」。

5歳男児は「袴着(はかまぎ)の儀」男の子が初めて袴(正装)をまとう儀式です少年の仲間入りをいたしました。

7歳になると「帯解の儀」という儀式があります。帯を締めて、きものを身に着ける! 1人前の人間として社会が受け入れてくれたそうです。

七五三は、この世に生を受けたことへの感謝と、これからの成長祈願を祈って、家族で神社参拝をします。

お写真のお嬢様とご家族様のお幸せを、祈りつつ筆をおかせて頂きます。