愉しいお稽古終了後、劇団新制作座主催の夏休み特別講演「泥かぶら」を拝見するために、お昼も頂かず電車に乗り込み、途中お腹の虫たちが、えさをほしがって騒いでいました(笑)

昭和27年初演、国内外で7000回以上も上演されている名作で、背景も美しく、絹をまとわれて演じていらした方々のお着物は、体に吸い付き、動きを綺麗に見せていました(感動!)

 

 

昔、顔の醜い孤児の少女がいて、髪はボウボウ、着物はボロボロ、全身泥だらけ。その醜さから
「泥かぶら」と呼ばれていた。周りからは唾を吐きかけられたり、人間扱いされずに心がすささみますます醜くなっていったが、通りがかりの老法師の助言から、身も心美しくなっていくというお話です。老法師のお言葉が、

「きれいになりたいと泣くのなら、その方法を教えてしんぜよう。」

・自分を恥じない。

・人に笑顔で接する。

・人の立場になって考える。

 

大人でも簡単に実行できることではありませんが、会場にのおこさんたちに、ちょぴり、感想を聞いてみたい気がしました。

作者・眞山美保さんのお言葉、

「人間は本来、美しく豊かに生きることを愛しているのです。そしてまた、それを主張する権利をもっているのです。」