文章を書くのが苦手なのと、多分輝かしい過去がないので、あまり振り向かない私でしたが、ある時ブログを書くことで、心が整理されていくことに、気付きました! 旧ブログの整理の中で、面白いとう評価を頂戴したブログを、再場! もう10年近くの歳月が経つのには、驚きました。(少し加筆部分あり)

 

 

 

 

金妻にされた頃のあたくしの写真でございます。
その当時「青春家族」と、もうひとつ忘れなれないドラマがありました。「金曜日の妻たち」。

ご長男さまが小学校の頃、声をつまらせて 

「お母さん、お父さん以外に好きな人いるの?」と泣き出した!

(お子よ~ 何を申す???)

「どうして?」

思わず紅葉のような小さい手を握り締めた。

「だって お母さんきれいなお洋服を着てひとりでお出かけしちゃう、いつも一緒に連れててくれたのに。そしてね、時々お外を見て泣いている ‼ 」

その不安を学校で隣に座っている女の子に話したところ、

「お母さんは好きな人がいる!」 と言われ動揺したようです。

 

小学校低学年でそんな想像するの?   (驚き!)

父がスキル性の癌告知をされ、兄弟で時々東京で落ち合い相談していました。まだ、本人には告知をしない時代で、病弱な母には最期まで秘め事で通しました。「金妻」を笑い転げる夫を睨みつけ、三者会談。“お家騒動”も一件落着しました。

♪もしも願いが叶うなら♪ で始まる小林明子さんの「恋におちて」のメロディー 今でも胸が痛みます・・・。自分の気配りのなさから、幼子の心を傷つけてしまったことが、忘れられないです。

 

今なら笑える出来事や、未だ棘が残るものもありますが、迷える羊のおかっさん(自分)を、許してあげようと思いました。

 

棘を見つめる母よりも、元気で笑っているおかっかさんの方が、きっと好きなはず。お子には遠い忘れた思い出かもしれない!

 

これって、「忖度かな?」

 

 

きもの着付け教室 衣香(KINUKA)糸賀文音